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「人は見た目じゃない!」って道徳的にはよく言われます。 そのことについて…「メラビアンの法則」ってご存知でしょうか? 「メラビアンの法則」とは、ヒトは初めて会った人の印象をどこで判断するか?ということを調べた心理学者の名前から生まれた法則です。コミュニケーションの要素ごとに印象に残る割合を算出しているのですが、なかなか面白い結果が出ています。 ビジネスファッションを考える上でも無視できない法則なんです。 「あなたは初めて会った人の印象をどこで判断しますか?」 ![]() ・話す内容【7%】(言語情報) 何を話すかはとても大切ですが、意外にも話す内容で相手への印象を決定づける割合は、たったの7%なんです。 つまり話す内容自体はあまり聞かれていない?ってことなんです。 ・話し方【38%】(聴覚情報) これは身振り手振りとか声のトーンとかそういうものです。これが38%を占めます。 自信満々で話す人と自信なさげに話す人とでは、印象が全く違うのは当然ですね。 ・外見【55%】(視覚情報) これは髪型、顔色、清潔感、服装、いわゆる「見た目」です。これが残りの55%。 つまり!第一印象を決定づける要素は「話す内容」以外のことが93%を占めているのです。 しかも「見た目」においては50%以上! 人は見た目じゃない! でもやっぱり見た目で判断されてしまうのが、現実のようです。 通常の人付き合いであれば会うたびにその人の印象は変わっていきますが、ビジネスにおいて第一印象で脱落してしまうと、その先の仕事につながっていかず、「見た目」で好印象を与えられないと不利になってしまいます。 この第一印象の“壁”は何としても乗り越えなければいけません。 しかしながら考え方を変えれば、この「見た目が重要」であることは、印象は着ている物や髪型などによって「すぐに変えることができる」ということでもあるのです。 いきなり明日から仕事の能力を上げることは難しいですが、外見を変える、ということはそれに比べれば簡単ではないでしょうか。 「見た目」が変わると「周囲からの目(視線・印象)」が変わります。 「周囲からの目」が好転すると、より自信を持って仕事に向き合えるようになります。 自信を持って仕事をすると結果は圧倒的に変わっていきます。 外見が非常に大切な理由はもう一つあります。 外見=装うことは「自分自身をブランディングする」ことに繋がるのです。 自分をブランディングする=自分の存在を忘れられないようにする、と言うこともできます。 (出会った人に覚えてもらえない、ということは仕事の依頼の確率が減る。となりますよね…) ![]() ビジネスファッションには「センス」は全く必要ありません。本当です。 むしろセンスに頼ってしまい、残念なビジネスファッションになっている方が多いのです。 センスに左右されるのはカジュアルファッションです。 ビジネスファッションは「いかに自分が信頼できる人間なのか」を演出するもの。 そのために、ビジネスファッションに必要なことは「洋服のセンス」ではなく「着こなしのルール」を把握していることなんです。 あの人のスーツスタイルっていいな、そう感じる人は「着こなしのルール」をきちんと押さえているのです。 ルールを知っていれば、誰でも着こなしがうまくなり「外見」が劇的に変わります。 ルールを知っていないと(ドレスアップを知っていないと)、『クールビズ』のようなドレスダウンスタイルが途端にだらしないものになってしまいます。 ほとんどの方は、スーツの着こなしについてきちんと教えてもらった経験って、あまりないのではないでしょうか。 私もそうです。 学生の時、スーツについてよくわからず店員さんに勧められるままに購入。 そして働くようになると、毎日がスーツになって、特にファッション雑誌もあまり読まないし、さほど考えることもなく制服の様にスーツを着ている。そんな感じではないですか?? 30〜40代男性を対象としたファッション雑誌は、意外にもここ数年は売上が伸びているそうです。 着こなしや商品の知識を得る上で、ネット販売ページでは情報が不足していることも一因のようです。 当店の商品ページでは、随所にスーツをはじめビジネスファッションの「着こなしのルール」をお伝えしております。 また、今後もこういった情報をどんどん増やしていきたいと思います。 簡単にはじめられることも多いのでどんどん実行していただければ幸いです。 これを読んでいる皆様が、見違えるように外見が磨かれ、自信を持っていきいきと働いていただけるなら、私たちはとても嬉しいです。 私たちはビジネスファッションの販売を通じて、いつも皆様を応援しています。 |
着こなしのコツ索引
【スーツ編】
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【メンテナンス編】
■ビジネススタイリング:コラム